視野測定インタフェースとしてのサッカード特性の検討

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概要

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本研究の目的は、自動視野計のインタフェースとしてのサッカードの特性を検討することである。本研究では、試作した他覚的視野計を用いて3つの実験を実施し、視野測定のインデックスとしてサッカードが利用可能であるかどうかを検討するための基礎データを収集した。実験1では周辺視野にターゲットを提示することによってサッカードが生じるかどうか、実験2ではターゲット検出のインデックスとしてのサッカードの特性について、実験3ではフィードバックによって眼球運動の生起が増加するかどうかについて検討した。これらの結果から、サッカードがターゲット検出のインデックスとして有用であること、また、フィードバックが被験者の実験に対する意欲の維持に有効であることが分かった。
社団法人電子情報通信学会の論文
2006-10-05

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