生活科教育法における飼育活動の授業研究(I.教育科学系)
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概要
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小学校教員養成における必修科目「生活科教育法」は,教科の内容が多岐にわたること及び学生自身の体験が不足していることによって,講義内容や方法がさまざまな形態で実施されている。一方,多くの大学で生活科関連科目に責任を持つ専任教員の配置が少ない中,各大学で工夫されている。本研究は,千葉大学で専任教員によって講義された「生活科教育法」の授業実践より,飼育活動に関する講義内容に焦点をあて考察した。その結果,大学の授業で蚕の飼育活動を行うことにより,これまで生活科で重視されてきた感情的側面に加えて生産的側面を取り上げることから,学生の飼育活動への意識を向上させることができた。さらに,学生自身の生活を変化させ,生活と教育の結合という生活科の原則に迫ることに成功した。
- 千葉大学の論文
- 2006-02-28
著者
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