「山梨大学公開講座-第7回教員リフレッシュ研修」における教育機器活用に関する検討
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概要
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本稿は、山梨大学公開講座として現職の小学校教員、中学校教員、高等学校教員等を対象として7回連続して実施している「教員リフレッシュ研修の企画実施責任者としての経験を生かして、教育機器活用について検討した論稿である。 公開講座での6人の講師の講義を分析した結果、結論に示す3点の傾向が浮上してきた。1つ目は、パソコン、プレゼンテーションソフト、液晶プロジェクターという組み合わせが多用されている点である。2つ目は、テレビ会議システムの導入やパソコンによるライブ配信の実験が工学系以外の分野でも実施され始めている点である。3つ目は、山梨県立科学館など博物館を有効に活用することによって学校教育はさらなる発展を遂げることができる点である。 この分析を通して、教育内容によって多様な教育機器の中から何を選定すると効果的であるかということを研究していくことが教育実践研究の立場からは今後の重要な課題となることに言及した。
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