パルス密度変調によるディジタル音声合成回路 : 発声器官をハード化した音声合成アプリ(認識・理解・対話・一般)

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概要

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本研究では,パルスの疎密によって表現した音にディジタル処理を行うことで,音声合成における新たな手法を提案する.具体的には,本研究室で開発したPCIデバイスとしてのhw Module上のFPGAに実装,論理回路によって人間の発声器官の機能を実現する.疎密で表現されたパルス列をこの回路によってディジタル的に調音することでより自然な音声合成を実現することを目標とする.今回は,その中でも人間の発声器官内の声帯と声道の実装を行い,任意の周波数をもつ基本波をパルス列で生成した.さらに,そのパルス列に対しディジタル処理を行い,パルスによる音声合成の有用性を検証した.その結果,発声器官をモデル化することで,音波の足し合わせを実現する回路ができた.また,パルス信号のディジタル処理により音波の足し合わせが表現できることを確認できた.
2006-06-15

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