肥満度別身体データの4年間の追跡結果について : 明治生命スタディー
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概要
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我々は,20〜59歳の男子都市型会社員1,421名を対象として,その肥満度(obesity)と収縮期血圧(systolic blood pressure),拡張期血圧(diastolic blood pressure),空腹時血糖値(fasting blood sugar),血中トリグリセライド値(serum triglyceride),血中総コレステロール値(serum total-cholesterol)の関係について昭和54年から60年まで4年間の追跡調査(follow up study)を行なった。その結果,年度の断面で観察すると肥満度の上昇に伴い各値は上昇を示す傾向を認めたが,4年間の追跡については有意義な傾向を認めることはできなかった。これは,追跡期間の短かさや,都市型住民の保健意識の上昇が原因と思われる。
- 日本保険医学会の論文
- 1988-01-20
著者
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