新契約の内容と喫煙習慣
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概要
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身体的因子としての肥満および高血圧と社会経済的因子としての平均保険金額に注目し,喫煙習慣との関係を生命保険加入時の情報を用いて検討した。その結果,1)男において,喫煙習慣を有する者では喫煙習慣を有しない者に比し高血圧の頻度が低いこと,および2)喫煙習慣の有無は,男女いずれにおいても定期保険特約付終身保険の平均保険金額に差異を与えないということが示された。したがって,社会経済的因子の一つの指標として平均保険金額を用いた我々の今回の検討では,社会経済的因子と喫煙習慣との間に欧米のデータから予想されるような強い関連性は認められないということが示唆された。
- 日本保険医学会の論文
- 1995-12-15
著者
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