嘱託医の診査成績と経験発生率の検討
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概要
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嘱託医個人別診査状況表と個人別保険事故発生状況表を使用し,診査状況表の各項目と経験発生率の間にいかなる関係があるかを調べた。その結果どの項目が経験発生率に影響を及ぼしているかを検討した。調査対象と方法昭和58〜60年に100件以上を診査した普通嘱託医(166名)を対象とした。契約年度は昭和47〜59年で件数は880,396件である。観察年度は昭和58〜59年である。疾病死亡1,616件であった。疾病入院保険契約件数は742,414件,入院発生件数は17,596件であった。個人別診査状況表の各項目と経験発生率の関係を重回帰分析を用いて検討した。考察診査状況表の各項目の中では,告知発現率,特体率,血圧dのランク占率,尿糖陽性率,尿蛋白陽性率が高いと,経験発生率が低いことが明らかとなった。
- 日本保険医学会の論文
- 1988-01-20
著者
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