種々の果汁中の金属成分とその濃度に関する研究
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概要
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市販品を購入あるいは果樹から直接採取した29種の果物を搾汁し,得られた果汁中のNa, K, Mg, Ca, Al, Fe及びZnなどの金属濃度を測定した。 多くの果実に共通して,果汁中の金属濃度はK>Ca≥Mg>Na>Fe≥Zn>>Alの順で,それぞれの濃度は果汁100ml中,おおよそKは100mg,CaとMgは10mg,Naは1mg,FeとZnは0.1mg, Alは0.001mg程度以下であった。ダイダイ,ザボン,ビワなど一部の果実については同じ樹木から採取した葉の金属濃度も測定し,果汁中の濃度と併せて土壌中の金属濃度と比較,検討した。金属の種類により,また,果実の種類により土壌からの濃縮率は異なっていたが,これらの金属の濃縮率は金属イオンの表面電荷密度に強く支配されていることが分った。
- 崇城大学の論文
著者
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西田 正志
崇城大学工学部応用化学科
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吉田 烈
崇城大学工学部応用化学科
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古賀 雅義
崇城大学工学部応用化学科
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藤本 高大
崇城大学工学部応用化学科
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山田 浩子
崇城大学工学部応用化学科
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吉田 烈
崇城大学工学部
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西田 正志
崇城大学工学部ナノサイエンス学科
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