フローインジェクション分析の反応管内の流れを栓流に近付けるための回転かくはん技術の開発
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概要
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FIAの反応管内の流れを栓流に近付けるための新しい手法として管内を回転かくはんする技術の開発を行った. 内径1.0mm, 長さ1mのテフロン管を用い, その中心部分に回転かくはんのために外径0.35mmの溶融シリカキャピラリーを全長にわたって挿入し, 適当な速度で軸を回転することによって, 反応管内を流れる液体の直径方向へのかくはんを行った. このかくはん効果により流れが栓流に近付き, 試料として注入した過マンガン酸カリウム溶液のフローシグナルのピーク形状が左右対称でシャープとなり, その改善が認められた. 又, 内径0.5mm, 長さ1mの反応管についてもその効果を認めた. 更に, FIAの反応管として内径1.0mm, 長さ1mのテフロン管を用い, 鉄(III)とチオシアン酸カリウムとの発色反応について検討し, 本手法が有効であることを確認した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1998-07-05
著者
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西田 正志
崇城大学工学部応用化学科
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吉田 烈
崇城大学工学部応用化学科
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吉田 烈
熊本工業大学工業化学科
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石井 大道
熊本工業大学工業化学科
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西田 正志
熊本工業大学応用化学科
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平川 清
熊本工業大学大学院工学研究科応用化学専攻
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石井 大道
熊本工大
-
石井 大道
熊本工業大学
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