中学校における説得的コミュニケーションの実態
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概要
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中学校教育現場では、生徒指導上の諸問題の解決と開発的・予防的視点から集団指導場面での教師の訓話(いわゆる「先生のお話」)が多用されている。本調査的研究の主たる目的は、教師の訓話を説得的コミュニケーションとしてとらえ、中学校における説得事態の実態を明らかにし、さらには中学生に対する効果的な説得要因を探索することである。学校規模の異なる2校における教師と生徒に対する質問紙調査の結果、教師は生徒の説得に困難を感じ、説得効力感はやや低く、説得技術の向上を希望していることが確認された。また、効果的な説得要因として中学1年生に対しては源泉要因、中学2年生に対しては視点共有メッセージが示唆された。
- 2005-04-01
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