訪問リハビリテーションにおける理学療法士の役割について : 在宅障害者および介護者の身体・精神機能面とQOLからの分析

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概要

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目的は在宅障害者に対する訪問サービスにおける理学療法士(PT)の役割を在宅障害者および介護者の身体・精神機能面とQuality of Life(以下QOL)の視点から明らかにし、今後のアプローチ方法および課題について検討することである。対象は西宮、尼崎市内の訪問サービスを利用している65歳以上の在宅障害者48名(男性23名、女性25名)とその主介護者38名(男性6名、女性32名)とし、身体的・精神的機能面およびQOLを中心とした実態調査を行った。また、訪問サービスに従事している看護師18名に対して、「訪間中に行うリハビリテーションで困難と感じている事」について自由記述方式によるアンケートを実施した。その結果、PT介入はQOL向上に直接影響していなかったが、ADLの維持向上に貢献していた。また、ADLの向上により社会参加を含めた在宅障害者と介護者のQOLを向上させる可能性が示された。
神戸大学の論文

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