HusserlのBernau時間論について IV : Binswangerの『妄想』にみられる統合失調論(つづき)
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概要
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第3報では, Binswanger, L.の『精神分裂病』[1]から最後の統合失調症論『妄想』[3]への移行についてのべた。統合失調症を現存在分析から現象学の観点へと深めた理由と,『妄想』のなかで現象学的観点からのべられている妄想知覚についての論述を考察した。第4報ではそのつづきとして『妄想』のなかでのべられている統合失調症における他者経験の問題,とりわけ付帯現前化の失敗と妄想形成についてあつかった。
- 2005-02-21
著者
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