関東各地の彫物師の系譜と高松家 : 建築歴史・建築意匠
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概要
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豊かな彫刻装飾は近世社寺建築の特色の1つである。とくに関東地方の18世紀以降には、この傾向が著しい。 その原因の1つに、日光東照宮の影響が考えられる。北関東を中心に顕著な活躍をした花輪・田沢地域の彫物師と、日光東照宮の修営に関与した公儀彫物師高松氏との関連についてはすでに述べた。 本稿では、関東各地の彫物師の系譜をまとめた『彫工世系図』を史料として、関東各地の彫物師と高松家との関連を考察する。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1984-09-10
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