内視鏡的高周波焼灼法により polypectomy を行った気管支脂肪腫の 1 例

元データ 1987-03-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

症例は52歳男。咳嗽, 喀痰, 血痰があり, 気管支鏡検査を施行した。左底幹に内腔をほぼ閉塞する表面平滑な淡黄赤色の球形腫瘤を認めた。気管支造影では左B^<9+10>入口部に10×9mmの陰影欠損が認められた。通常の鉗子生検では確定診断が得られず, 気管支ファイバー下に消化管用半月スネアを用いて高周波焼灼装置によりpolypectomyを行った。切除標本の病理組織学的検索により, 気管支脂肪腫と診断した。本症は極めてまれな疾患であり, 本邦では12例が報告されているにすぎない。本邦例を集計し文献的考察を加えるとともに, 気管支良性腫瘍の診断と治療に内視鏡的高周波焼灼法によるpolypectomyが有用であることを述べた。

著者

永井 寛之 大分医科大学第2内科
那須 勝 大分医科大学第2内科
後藤 陽一郎 大分医科大学第二内科
後藤 純 大分医科大学第二内科
那須 勝 大分医科大学 感染分子病態制御 講座
後藤 陽一郎 大分医科大学
田代 隆良 大分医科大学第二内科
藤岡 利生 大分医科大学附属病院総合診療部
大塚 英一 大分医科大学第2内科
重野 秀明 大分医科大学第2内科
大塚 英一 大分医科大学医学部内科学講座第2
大塚 英一 大分県立病院 中央検査部輸血室
大塚 英一 大分医科大学付属病院第2内科
田代 隆良 長崎大学医療技術短期大学部
後藤 純 大分医科大学
藤岡 利生 大分大学医学部総合診療部
藤岡 利生 大分大学医学部総合診療科学講座
永井 寛之 大分医科大学 第二内科
藤岡 利生 大分医科大学医学部附属病院総合診療部
藤岡 利生 大分大学医学部消化器内科

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