経気管支生検により大量出血を生じた気管支動脈瘤の 1 例

元データ 1992-03-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

症例は52歳, 女性。血痰を主訴として, 昭和62年10月30日当科を受診した。気管支鏡検査を施行したところ, 右中葉入口部に半球状の隆起性病変を認めた。表面は平滑で粘膜面に著変なく拍動や発赤, 凝血塊の付着も認められないことより, 粘膜下腫瘍を疑い, 生検を行ったところ約2000mlの出血を生じたが, 直ちにダブルルーメンチューブを挿管し分離換気を行い, 救命し得た。気管支動脈造影では, 右中葉入口部に直径5mmの動脈瘤が存在し, 末梢では気管支動脈肺動脈シャントがみられた。胸部CTでは中葉に限局した嚢状気管支拡張症が認められ, これに伴う気管支動脈瘤と診断し, 中葉切除術を行った。

著者

永井 寛之 大分医科大学第2内科
那須 勝 大分医科大学第2内科
山崎 透 大分県立病院呼吸器内科
田中 康一 大分県 厚生連 鶴見病院 呼吸器外科
黒田 芳信 大分県厚生連鶴見病院呼吸器内科
後藤 陽一郎 大分医科大学第二内科
山崎 透 大分医科大学第二内科
後藤 純 大分医科大学第二内科
後藤 純 大分医科大学第二内科および関連施設
那須 勝 大分医科大学 感染分子病態制御 講座
後藤 陽一郎 大分医科大学
田中 康一 大分医科大学第2外科
田代 隆良 大分医科大学第二内科
山上 由理子 大分医科大学感染分子病態制御講座
黒田 芳信 大分医科大学 病理学講座第1
田中 慶一 大分医科大学 第2外科
重野 秀明 大分医科大学第2内科
田代 隆良 長崎大学医療技術短期大学部
後藤 純 大分医科大学
永井 寛之 大分医科大学 第二内科
田中 康一 大分医科大学第2内科
田中 康一 大分医科大学 外科第二

関連論文

▼もっと見る