新型ウマヘルペスウイルス9型(ガゼルヘルペスウイルス1型)のウマに対する病原性(短報)
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概要
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トムソンガゼル, Gazella thomsoni, から分離された新型ウマヘルペスウイルス9型(EHV-9)のウマに対する病原性を検索した.2頭の半血種馬にEHV-9を10^7pfu経鼻接種した.接種馬は共に39度以上の熱発をした.EHV-9が鼻汁拭い液および末梢血単核球から回収され, 中和抗体が誘導された.単核球の囲管性細胞浸潤およびグリア細胞の増生が嗅覚経路および辺縁系に見られた.以上の結果からEHV-9はウマに対する病原性を有していることが示唆された.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2000-02-25
著者
-
松村 富夫
日本中央競馬会競走馬総合研究所栃木支所
-
柳井 徳麿
岐阜大学農学部家畜病理学研究室
-
柳井 徳麿
岐阜大学農学部家畜病理学教室
-
平井 克哉
天使大学看護栄養学部
-
松村 富夫
日本中央競馬会競走馬総合研究所栃木支所分子生物研究室
-
平井 克哉
岐阜大学農学部家畜微生物学講座
-
平井 克哉
岐阜大学農学部獣医学科家畜徴生物学研究室
-
平井 克哉
岐阜大学
-
谷口 晶子
岐阜大学農学部家畜病理学教室
-
福士 秀人
家畜微生物学教室
-
柵木 利明
岐阜大学農学部家畜病理学教室
-
平井 克哉
家畜微生物学教室
-
Yanai Tokuma
Department Of Veterinary Pathology Gifu University
-
Hirai Katsuya
Department Of Veterinary Microbiology Faculty Of Agriculture Gifu University
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