腸管接着性徴絨毛消滅性大腸菌の鶏腸管粘膜上皮細胞への新しい付着様式(短報)
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概要
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腸管接着性微絨毛消滅性大腸菌(AEEC)SK-1株(O103:H-)の鶏の腸管粘膜への付着状態を検索した. AEECのSK-1株は付着に関係するとされるbundle-forming pilus(bfp)遺伝子を保有しなかったが, 宿主細胞に付着し, 微絨毛の消滅する特徴的な粘膜病変いわゆるattaching-effacing病変を引き起こした. AEECと上皮細胞間には多数の線毛様細線維が観察されたことから, bfp遺伝子を保有していないAEECは, bfp遺伝子以外の新しい付着因子の関与によって宿主細胞に接着することが示唆された.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1996-11-25
著者
-
末吉 益雄
宮崎大学農学部
-
中澤 宗生
農水省家畜衛生試験場
-
中澤 宗生
農林水産省家畜衛生試験場
-
伊藤 健一郎
国立公衆衛生院衛生微生物学部細菌室
-
伊藤 健一郎
国立予防衛生研究所
-
末吉 益雄
農林水産省家畜衛生試験場九州支場
-
末吉 益雄
Nosaiみやざき南那珂家畜診療所
-
田中 省吾
農林水産省家畜衛生試験場
-
福井 英彦
滋賀県家畜保健衛生所
-
中澤 宗生
農林水産省家畜衛生試験場九州支場
-
田中 省吾
農林水産省家畜衛生試験場九州支場
-
末吉 益雄
家畜衛試 九州支場
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