抑留犬におけるSalmonella sp.(1)serovar Typhimuriumによる同居感染の発生(短報)
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概要
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抑留犬におけるサルモネラ同居感染発生の可能性を知る目的で, 抑留第2日目と第5日目のサルモネラ保菌率を調査した. 抑留第5日目においてサルモネラ, とくにS.Typhimuriumの検出率が第2日目に比べて有意に増加した. また, S.Typhimuriumが検出された場合, 抑留第5日目の菌量が第2日目に比べて有意に増加した. このことから, 抑留中にS.Typhimuriumによる同居感染が発生していることが示唆された.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1991-10-15
著者
-
勝部 泰次
日本大学農獣医学部
-
田村 和満
国立予防衛生研究所
-
田村 和満
国立感染症研究所
-
田村 和満
滋賀県立衛生環境センター
-
田村 和満
国立感染症研究所細菌第一部
-
横山 栄二
千葉県衛生研究所
-
勝部 泰次
日本大学生物資源科学部獣医学科獣医公衆衛生学研究室
-
Katsube Y
Nihon Univ. Kanagawa Jpn
-
大山 総一
日本大学農獣医学部獣医公衆衛生学研究室
-
横山 栄二
日本大学農獣医学部獣医公衆衛生学研究室
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