(29) ピッチコネクトモーメントを受ける双胴船に対する連結部フロア強度の簡易解析法について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では,双胴船が斜波中を航走中に受けるピッチコネクトモーメント(PCM)に対する連結部フロア強度の簡易解析法を提案した。長さ16mの実双胴船モデル及び長さ32mの箱形双胴船モデルを対象としたFEM解析を行い,簡易解析法の精度を検証した。その結果,本解析法により,比較的良好に連結部フロアの応力値を推定できることが分かった。また,ルールで採用されている4点式集中荷重をSin波状分布荷重と比較することにより,前者は,応力集中により,連結部端部応力を過小評価することからPCM解析には適当ではないことが分かった。[figure]
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 2002-03-10
著者
関連論文
- 2008W-G2-6 LNG船の氷塊衝突強度評価に関する一考察(一般講演(G2))
- 船体の寿命評価技術に関する研究
- 次世代砕氷型巡視船の設計手法の高度化に関する研究
- 砕氷巡視船に関する調査研究(その2) : 第10報(速報)(氷海技術部,所外発表論文等概要)
- (27) 船首バルブ部に作用する波浪衝撃荷重について(平成14年秋季講演論文概要)
- 流体と弾性変形する構造体の連成に関する基礎研究
- 大型高速船の構造安全評価について(構造強度部,所外発表論文等概要)
- 船舶技術研究所におけるアルミニウム製高速船の強度に関する研究について(構造強度部,所外発表論文等概要)
- 2005A-G5-20 緩衝型船首構造の耐衝突性能 : 油流出防止効果について(一般講演(G5))
- 2.3 衝突・座礁のCAE(第2章造船におけるCAE)(CAE)