機關の位置と船體撓振動との關係に就て
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The naval architects have long been convinced that the position of engine should be located at the node of the free vibration of ship to make minimum the flexural vibration which is excited by the unbalanced forces of that engine. On the contrary, Dr, Sezawa proposed few years ago a new theory as the result of theoretical consideration that the position of engine should be located at the loop instead of the node of the free vibration of ship when the engine has the unbalanced forces and is located at the node when the unbalanced couple exists in the engine. The authors have treated the problem theoretically to make clear which position should be selected in the design so as to reduce the flexural vibration as possible. According to our investigation, we find that there are some incorrect assumptions in Dr. Sezawa's theory, and from the characteristics of the resonance curves which we obtained, we can conclude that the engine should be located at the node of the ship's vibration according to the old and prevailing theory.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 1947-10-25
著者
-
吉識 雅夫
東京帝國大學(第一工學部)
-
高橋 幸伯
東京大学生産技術研究所
-
金澤 武
船體構造研究委員
-
原田 正道
東京帝國大學(第二工学部)
-
金澤 武
東京帝國大學(第一工学部)
-
山本 善之
東京帝國大學大學院
-
高橋 幸伯
東京帝國大學大學院
-
山本 善之
船体構造委員会関東地区部会開孔小委員会:東大
-
藤野 勉
三菱長崎造船所造機設計部
-
吉識 雅夫
造船技術国際会議連絡会構造分科会第1小委員会:東大
関連論文
- 船體撓振動の固有振動數を求める簡易計算法
- 二重底の振動に就て
- Relaxation Methodによる船體横強度の計算法
- 縱横強度部材の相互干渉を考慮せる船殼の立體強度計算法に就て
- 彈性限を超えた状態における鈑の挫屈理論
- 船体運動時に荷油によつて生ずる動的圧力の研究
- 船体運動時に荷油によつて生ずる動的圧力の研究
- 耐水ひずみゲージ
- 研究速報 : ヘビーデリックの応力計測
- 船底腐食に与える凹損の影響について
- 研究速報 : 船底凹損の腐食におよぼす影響
- 銀河丸による航走時強度試験
- ベビーR飛翔実験記録
- 北斗丸による航走時強度試験
- 進水時船體應力測定用電気計器の試作報告 : 計器小委員會報告第1報
- 機關の位置と船體撓振動との關係に就て
- コンテナ船の長期実船計測 : 第2報
- コンテナ船の長期実船計測 : 第1報
- 日本における船体構造強度研究に対する長期計画
- 一去十三年 (50周年誌)
- 鋼材の切缺脆性について
- 熔接接手の疲労強度
- 熔接の造船に對する應用
- 「ガーダウェブ等の開孔基準」に対する検討
- 横圧力と同時に縁圧縮応力をうける矩形板の座屈
- 船体運動によつて荷油槽に生ずる動的圧力
- 上部構造端部損傷について
- 長倉口を有する小型船の倉口幅の変化について
- 長倉口を有する小型船の倉口幅の変化について
- 船体振動許容限界の提案
- 補強円筒殻の軸対称圧壊
- 隆起甲板について
- 船首船底波浪衝撃に関する模型実験
- 船首船底波浪衝撃に関する模型実験
- 船體振動に於ける附加質量に関する一考察
- 船樓の伸縮接手について
- (9)船體振動に於ける附加質量に關する一考察(秋季講演會發表論文の梗概)
- 大気温度變化に因り生ずる船體撓度
- U形ベローズの解析
- U形ベローズの解析
- 軸系捩振動數の一計算法
- 軸系捩振動數の一計算法
- シャフトブラケットの強度計算に就て
- 船楼後端隔壁エントランス損傷原因の一検討
- 無肘板式船底縱通材に就いて
- 圧縮を受ける船体構造部分の挫屈並に圧壊強度の研究
- 小型貨物船補機動力の交流化について
- 鋼船工作法研究委員會報告
- 木船研究委員會報告
- 平面板の自由振動及び強制振動に及ぼす防撓材の影響に就て
- 圓孔を有する直交異方性板の引張強度
- 単純曲げを受ける薄板ウエブの強度に就て
- The Vibration Damping of a Ship in her Moving State
- 大型船における船体たわみの動的計測
- 再び言葉のことなど
- スライドの作り方メモ
- 船舶の実働荷重
- 巨大船の実船強度試験(第1報)
- 船舶におけるエレクトロニクス, 計測および制御
- わが国の造船分野における低サイクル疲労研究の展望
- 造船用鋼材の高応力疲れ試験(第4報)
- 造船用鋼材の高応力疲れ試験(第3報)
- 水位計について : 船側におけるwave profileの記録装置 : On a Wave Profile Recording Device along the Ship's Side-Shell
- 溶接梁肘板の固着度について