顆路の彎曲再現の意義について
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概要
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The objective of this study is to explain mathematically the effect of curvature of horizontal balancinz condylar path and direction of working condylar path on tooth path. Conclusions from the calculation were ; 1. The direction of working condylar path, especially on posterior-external-superior laterotrusion, affected remarkably the relation of curvature of horizontal balancing condylar path and tooth path. 2. As the direction of worlcing condylar path was made greater toward posterior-external-superior, curvature of tooth path increased similar to that of horizontal balancing condylar path. From the facts described above, throuzh another attemtct of condylar path on the humanlateral excurtion, the following results were obtained ; 3. On the human lateral excursion, it was very little case that put larger curvature of horizontal balancing condylar path and working condylar path in posterior-external-superior direction together. 4. For this reason, it is clinically almost unnecessary to reproduce curvature of horizontal balancing condylar path on articulator.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1990-12-01
著者
-
栗山 實
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 口腔機能再構築学系 摂食機能保存学講座 摂食機能保存学分野
-
長谷川 成男
明倫短期大学歯科技工学科
-
真柳 昭紘
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 口腔機能再構築学系専攻 摂食機能保存学講座 摂食機能保存学分野
-
栗山 實
東京医科歯科大学歯学部歯科補綴学第2講座
-
長谷川 成男
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 口腔機能再構築学系專攻 摂食機能保存学講座 摂食機能保存学分野
-
真柳 昭紘
東京医科歯科大学歯学部第2歯科補綴学教室
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