InformationSoftwareCube:半透明表示を用いた3次元情報視覚化技法 (<特集>インタラクティブシステムとソフトウェア)
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概要
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3次元情報視覚化においては,ユーザに提示する情報量を適切に制御すること,3次元形状の直観的な把握を助けるための視点移動などの対話技法を充実させることが重要である.本論文では3次元情報視覚化の新しい技法であるInformationCubeを提案する.これは階層情報のための視覚化技術で,ユーザにとって馴染みやすいネストキューブメタファによって情報を表現する.提示情報量を制御するために,半透明レンダリングを情報視覚化に取り入れている.またDataGloveや6自由度入力デバイスを用いた柔軟な対話技法を提供している.本稿ではInformationCubeの視覚化方式,その方式に基づいて構築したシステムの実現手法,および利用経験について述べる.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
- 1994-11-15
著者
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暦本 純一
ソニーコンピュータサイエンス研究所
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暦本 純一
東京大学大学院情報学環:ソニーコンピュータサイエンス研究所
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暦本 純一
(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所
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暦本 純一
東大 大学院情報学環
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