人工血管を用いた頸動脈再建術
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概要
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We describe a strategy for carotid artery reconstruction using synthetic graft. Case 1 is 69 year-old man who presented with right hemiparesis. Angiography showed left carotid artery occlusion and right carotid artery stenosis. The subclavian-carotid artery bypass was performed using a knitted double-vejour collagen-impregnated graft (Hemashield). Case 2 is 61 year-old woman who presented with a cervical fist-sized mass. The left common carotid artery were encased by thyroid cancer. Radical tumor resection and carotid artery reconstruction were performed using a ringed expanded polytetrafluoroethylene (ePTFE) vascular graft. Case 3 is 72 year-old man admitted to our clinic with complaint of hoarseness of three months' duration. Angiography demonstrated the encasement of the left carotid artery by a laryngeal tumor. Radical tumor resection and carotid artery reconstruction were performed using Hemashield. All reconstructed carotid arteries using synthetic graft have remained patent, and the postoperative course of all patients was good for a followed-up of 20 months (Case 1), 24 months (Case 2), and 10 months (Case 3). Synthetic graft can be performed satisfactorily in carotid arterial replacement with a medium caliber more than 6 mm in diameter.
- 日本脳卒中の外科学会の論文
- 2001-03-31
著者
-
中瀬 裕之
奈良県立医科大学脳神経外科
-
榊 寿右
奈良県立医科大学脳神経外科
-
浦西 龍之介
奈良県立医科大学脳神経外科
-
榊 寿右
奈良県立医科大学 放射線科・腫瘍放射線科
-
榊 寿右
国立奈良病院
-
榊 寿右
奈良医大脳神経外科
-
川口 正一郎
奈良県立医科大学脳神経外科
-
川口 正一郎
奈良県立奈良病院救命救急センター
-
秋田 進久
奈良県立医科大学脳神経外科
-
秋田 進久
奈良医大脳神経外科
-
浦西 龍之介
独立行政法人国立病院機構大阪南医療センター脳神経外科
-
青山 信房
平成記念病院脳神経外科
-
青山 信房
奈良県立医科大学 脳神経外科
-
川口 正一郎
奈良県立医科大学 脳神経外科
-
合田 和生
平成記念病院脳神経外科
-
中瀬 裕之
奈良県立医科大学 脳神経外科
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