Retinol-Induced Protein Phosphorylation and Emergence of a New Protein Species in Endothelial Cells
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概要
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Retinol and vitamin C stimulate the synthesis of plasminogen activator in cultured endothelial cells (Biochem. Biophys. Res. Commun., 130,182,1985). During the course of investigations to clarify the mechanism, the following results were obtained. An 86 kD protein appeared in the cytocol after incubation of the cells with rethinol. Simultaneously, two cytosolic proteins of 78 kD and 100 kD were phosphorylated by endogenous protein kinases. The former was not associated with cyclic adenosine monophosphate-, cyclic guanosine monophosphate- or Ca^<2+>-dependent kinases, while the latter was associated with Ca^<2+>-dependent kinase. These stimulative phenomena are discussed in relation to the synthesis of plasminogen activator induced by retinol.
- 公益社団法人日本薬学会の論文
- 1986-04-25
著者
-
稲田 祐二
Laboratory of Biological Chemistry, Tokyo Institute of Technology
-
中村 泰治
昭和大学
-
稲田 祐二
桐蔭学園横浜大学 工学部 人間科学工学センター
-
稲田 祐二
桐蔭横浜大学工学部医用工学科・桐蔭人間科学工学センター
-
中条 茂男
昭和大学薬学部生物化学
-
中谷 一泰
昭和大学薬学部
-
小嶋 聡一
理化学研究所 分子細胞病態学研究ユニット
-
萩原 啓美
Laboratory of Biological Chemistry, Tokyo Institute of Technology
-
中条 茂男
Faculty of Pharmaceutical Science, Showa University
-
中谷 一泰
Faculty of Pharmaceutical Science, Showa University
-
中村 泰治
Faculty of Pharmaceutical Science, Showa University
-
小嶋 聡一
Laboratory of Biological Chemistry, Tokyo Institute of Technology
-
下仲 基之
Laboratory of Biological Chemistry, Tokyo Institute of Technology
-
下仲 基之
Laboratory Of Biological Chemistry Tokyo Institute Of Technology
-
萩原 啓美
School Of Pharmaceutical Sciences Showa University
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