関数を用いた認識のためのパターン表現法(一般, 顔・ジェスチャーの認識・理解)

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概要

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画像中からの物体の高速・高精度な探索はパターン認識, コンピュータビジョン, ロボットビジョン等における重要な課題の1つである.テンプレートマッチング法はそのための手法の1つである.本論文ではテンプレートマッチング法に注目し, 様々な大きさ・縦横比のテンプレートと入力画像とのマッチングを高速に行う手法について検討する.そのために, テンプレートの濃淡画像をそのまま用いるのではなく, 画像を大まかに表す関数を求め, その関数と入力画像とのマッチングを行う手法を提案する.関数としてはパラメータが少なく扱いの簡単な多項式を用いる.提案手法により, M×Nの大きさの画像からテンプレートと最も似ている領域を探索するのに必要な計算時間が, O(M^3N^3)からO(M^2N^2)に短縮できることを示す.
社団法人電子情報通信学会の論文
2005-10-20

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