遺伝的アルゴリズムを用いたカラー画像認識

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概要

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人間は網膜上に投影された2次元像から、色、輪郭、形状、線分の傾き等の特徴を選択的に抽出し、それらの情報を統合することによって、外界の3次元世界の構造を認識している。コンピュータ画像処理を用いたカラー画像識戦においても、対象物体の特徴を抽出し、形状のマッチングを行っている。しかし、一般的なカラー画像では、画像中に複数の物体が含まれていて、識別対象が他の物体と重なっている場合が多く存在するという問題がある。本研究では、遺伝的アルゴリズム(GA)を用いた、カラー画像譲識の基本的モデルについて報告する。本モデルは、カラー画像中に含まれる円錐、円柱、立方体の判別が可能である。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-05

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