分解モルフォロジカル構造要素による組織の抽出

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概要

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超音波画像から組織の一部や異常のある部分を抽出する際には、目的とする領域における画素の濃度値の違いを利用する。しかし、超音波では生体組織を抽出するどいった領域抽出問題では、組織とその周辺とにおいて濃度値に必ずしも顕著な違いが生じないため、単に濃度値に対するしきい値により組織領域を抽出することは困難である。そこで、画像の持つ形態的特徴を利用することにより、生体組織領域を抽出する手法が試みられてきた。本研究では、超音波画像における生体組織抽出問題に関して、組織の形態を基づくディジタル画像処理であるファジィ・モルフォロジカル演算を利用する手法を提案する。ファジィ・モルフォロジカル演算の構造要素の形を変えることにより画像の領域抽出を行う。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-05

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