ディジタルLSIのアナログ回路技術
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概要
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CAD(Computer Aided Design)の発展にともない、ディジタルLSI設計者の主な役割が、従来のハードウェア設計からシステムの設計そのものになり、トランジスタを単なるスイッチとしてではなく、アナログ素子として扱う必要のある設計者は少なくなりつつある。このようなLSI設計のいわばソフト化はディジタルLSIの普及を支えてきたが、逆にLSIの高性能化を支える高速・低電力設計の基本技術がアナログ技術である事とは逆行している。本論文では、アナログ技術が高性能LSIを実現するキーである事を述べ、ディジタルLSI設計におけるアナログ回路技術の位置づけについて述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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