不均一誤り訂正能力を有するマルチレベル符号化変調に関する検討
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概要
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不均一誤り訂正(UEP: Unequal Error Protection)技術は重要度の高いビットをより強力に保護することで, 情報源の性質に応じた効率的な伝送を可能とする. マルチレベル符号化変調においてはUngerboeckの集合分割(Set Partitioning)を前提としてブロック符号を構成した研究が多いが, UEPを実現するにはこれとは異なる分割が有効である. 本稿では, マルチレベル符号化変調において各レベルの符号語間に線形結合を導入することでUEPブロック符号の構成法を提案している. 本手法は従来提案されているUEP符号化変調を一般化しており, 新たに得られた符号は最重要ビット(MIB: Most Important Bits)の比率が大きい場合に特に良好な特性を与える.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
-
今井 秀樹
東京大学 生産技術研究所
-
Morelos-zaragoza Robert
Advanced Telecommunications Laboratory Sony Computer Science Laboratories Inc.
-
Morelos-Zaragoza Robert
東京大学生産技術研究所
-
井坂 元彦
東京大学 生産技術研究所
-
Morelos-Zaragoza Robert
東京大学 生産技術研究所
-
Isaka M
Univ. Tokyo Tokyo Jpn
-
Morelos-zaragoza Robert
Lsi Logic Corporation Communication Products Division
-
Morelos‐zaragoza R
San Jose State Univ. Ca Usa
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