視覚復号型秘密分散法のshare数増加のための一検討
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概要
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白黒画像を対象とした視覚復号型(k,n)閾値法は理論的には全ての(k,n)の組に対して構成可能であるが, コントラストの低下などによって物理的に利用できる方式はかなり限定されてしまう. 本稿では, できるだけ多くの(k,n)の組に対して視覚復号型(k,n)閾値法を実現するために, 同じshareサイズの方式においてshare数を増加させるための方式についての検討を行なう. 1つ目の方式では, 再生画像が誤って認識されない程度に再生画像に誤りを許すことによって視覚復号型(k,n)閾値法のshare数の増加を実現している. 2つ目の方式では, 重み一定符号の符号語を用いることによって視覚復号型(2,n)閾値法のshare 数の増加を実現している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-06
著者
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