COMETSの開発(詳細設計フェーズ)

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概要

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宇宙開発事業団は、平成9年冬期の打ち上げに向けて通信放送分野の新技術の開発及びその実験実証を行うことを目的とする通信放送技術衛星(COMETS)を開発している。また、一部の搭載機器については、郵政省通信総合研究所(CRL)が単独およびNASDA共同で開発している。昨春、基本設計審査が終了し、今秋の詳細設計審査に向けて、詳細設計フェーズに進展している。設計結果により、システム要求仕様に対して適合し、また、衛星リソースである重量、電力配分の妥当性を確認した。SEM(System Engineering Model),STM(Structure Thermal Model)によるシステム開発試験を実施し、システムの成立性を確認した。ここでは、詳細設計フェーズのCOMETSシステム設計の概要を報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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