通信放送技術衛星搭載用21GHz帯進行波管の開発
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概要
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現在、ku帯を使用した衛星放送が普及しているが、ISDB(統合デジタル放送)等の新しい放送形態の実現に向けてka帯の使用が検討されており、通信放送技術衛星(Communications and Broadcasting Engineering Test Satellite; COMETS)による21GHz帯高度衛星放送実験が計画されている。しかし、ka帯はku帯に比べ大気及び降雨による減衰が大きく、高出力中継器の開発が不可欠となる。筆者らはCOMETS搭載用21GHz帯20OW級TWTの開発を進め、周波数20.7GHzにおいて出力電力257W、総合効率53%を得ると共に、衛星搭載用として必要な振動、熱真空に対する耐環境性を確認し、プロトフライトモデルの開発を終了したので、以下に報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
-
田中 豊
(株)東芝電子管事業部
-
杉森 欣三
(株)東芝電子管事業部
-
田中 豊
東芝
-
大嶋 猛司
宇宙開発事業団
-
大橋 一
宇宙開発事業団
-
三浦 徳孝
(株)東芝 電子デバイス事業部
-
鬼橋 浩志
(株)東芝 電子デバイス事業部
-
杉森 欣三
(株)東芝 電子デバイス事業部
-
鬼橋 浩志
東芝
-
田中 豊
(株)東芝 電子デバイス事業部
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