COMETS太陽電池パドルの航空機による微小重力実験
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概要
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宇宙開発事業団は通信放送技術衛星(COMETS)をH-IIロケットにより平成9年夏期に打上げる計画である。COMETSの太陽電池パドルは、柔軟な構造様式からフレキシブルパドルと呼ばれ、強度等の理由から衛星のアポジエンジン噴射中にはパドルを再収納する。ところで、COMETS太陽電池パドルは、SFUと同様の展開機構を有している。SFU太陽電池パドルは、アレイブランケットの剛性不足等が原因で軌道上においてパドルの収納異常が発生したため、COMETS太陽電池パドルの設計変更を実施した。そこで、無重力下の柔軟構造物の挙動評価及び設計変更の妥当性確認のため、航空機の放物飛行で得られる微少重力を用いてパドル部分モデルの収納実験を実施した。
- 1997-06-27
著者
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中島 明彦
宇宙開発事業団技術研究本部制御推進系技術部
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中島 明彦
宇宙開発事業団
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岡田 康彦
日本電気航空宇宙システム株式会社
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中島 明彦
宇宙開発事業団cometsプロジェクトチーム
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佐々木 雅範
宇宙開発事業団COMETSプロジェクトチーム
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小倉 延公
宇宙開発事業団COMETSプロジェクトチーム
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芝山 有三
日本電気株式会社宇宙開発事業部
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入門 寛
日本電気株式会社宇宙開発事業部
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