通信放送技術衛星搭載用21GHz帯200W級進行波管
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概要
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本稿は、次世代の衛星放送用として、宇宙開発事団殿とNECが共同で開発を進めている、21GHz帯200W級進行波管のエンジニアリングモデルの設計および評価試験結果について述べている。この進行波管は、耐電力性・耐熱性に優れている結合空洞形遅波回路を有し、また高効率を実現するために速度テーパ付遅波回路および輻射冷却4段電位低下形コレクタを採用している。試作の結果、55%以上の高効率を達成し、電気的設計目標を満足するとともに、振動・熱真空等の環境試験を実施し、十分な耐環境性を有する設計であることが確認された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-17
著者
-
片上 勘次
日本電気株式会社電子部品事業本部マイクロ波管事業部
-
浜田 定憲
日本電気株式会社電子部品事業本部マイクロ波管事業部
-
大内 智晴
郵政省通信総合研究所
-
大内 智晴
宇宙開発事業団
-
押田 和彦
宇宙開発事業団
-
亀田 構造
宇宙開発事業団
-
大塚 整一
NECマイクロハカンジギョウブ
-
片上 勘次
NECマイクロハカンジギョウブ
-
浜田 定憲
NECマイクロハカンジギョウブ
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