COMETS電源系サブシステムの設計
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概要
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通信放送技術衛星(COMETS)の電源系サブシステム(EPS)は、マルチバス方式(4バス分離可能2バス)を採用した電源系であり、同方式の技術試験衛星VI型(ETS-VI)のEPSを更に発展させている。特徴としては、バッテリにバス機器として初めて国産の35AHニッケル水素(Ni-H2)バッテリを採用し、日陰時の供給電力の増加及び信頼性の向上をはかっている。取扱い電力は約6.8kW、日照時50Vdc、日陰時バッテリ電圧に依存するフローティングバス方式を採用、打上げ後静止軌道寿命は3年以上を考慮している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-08-27
著者
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