ピラミッド形電波吸収体の斜入射特性

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概要

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ピラミッド形電波吸収体は広帯域電波吸収体として電波暗室に広く用いられている。このピラミッド構造の垂直入射に対する特性解析は、すでに提案された合成容量モデルによる近似計算によって、精度良く設計できるようになった。また、垂直入射に対する等価回路を用いて電波暗室を設計する際に重要となる斜入射特性を計算したところ、測定と良く一致する結果が得られた。本報告では、ピラミッド形吸収体の斜入射特性を空間回路網法により数値計算し、合成容量モデルと比較した。その結果、斜入射に対する反射減衰量は合成容量モデルで十分正確に計算できることがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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