1999年9月台湾大地震(集集地震)による被災状況
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概要
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1999年9月21日, 台湾中部で発生した大地震は集集地震と呼ばれ, マグニチュードMs7.7という兵庫県南部地震の約10倍のエネルギー規模であった.この地震による被害は, 震源に近い南投懸・台中懸を中心に, 死者2@, 321名, 全半壊52@, 000棟以上(1999年10月11日時点)に及んだ.本報告は, 地震発生から約1か月後に現地調査した結果をとりまとめたものであり, とくに都市施設被害と地盤, 地震断層と土木施設被害などに関し被害状況を記載するとともに, これに対する応用地質的な解釈を加えたものである.
- 2000-08-10
著者
-
中筋 章人
国際航業(株)技術センター
-
佐野 正明
国際航業(株)地質部
-
塚本 哲
国際航業株式会社
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塚本 哲
国際航業(株)
-
谷内 正博
国際航業(株)地質部
-
藤原 賢也
国際航業(株)防災部
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藤原 賢也
国際航業
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塚本 哲
国際航業
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塚本 哲
国際航業(株)防災部
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中筋 章人
国際航業(株)
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