高次自己相関ビジョンチップのアーキテクチャ設計
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概要
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高速運動物体に対する実時間視覚情報処理を行うためには,従来のビデオ信号のフレームレートよりも大幅に高速な視覚システムが必要である.これらの要求に対し,センサと並列処理要素を画素毎に直結することによりサブmsオーダーでの高速視覚情報処理を可能とするビジョンチップの開発が行われている.このようなビジョンチップには,汎用性を目指したプログラマブルなビジョンチップと,高空間解像度化を目指して集積化に向いた特定のアルゴリズムを実装した特定用途ビジョンチップがある.本報告では,このようなビジョンチップのうち,高次自己相関特徴及びモーメント演算アルゴリズムの実装に焦点を絞った特定用途ビジョンチップアーキテクチャを提案し,そのアーキテクチャに基づいた0.35μm CMOSプロセスを用いたビジョンチップ開発状況について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-05-16
著者
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