経路依存フローグラフを用いた意味構成管理モデル
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概要
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プログラムが意図したとおり動作しないとき, そのプログラムには意味的誤りがあると呼ぶ. 従来, 修正意図が新しい構成に正しく反映されていないなどの理由で, プログラムに意味的誤りが混入することがあった. 筆者らは, 意味的誤りの発生をできるだけ防ぐと共に, 発生した誤りを効率良く見つけることを目指し, プログラムに対するさまざまな解析を統一的枠組みの上で効率良く行える, 意味構成管理(SCM)モデルの構築を進めている. これまでに, SCMモデルにおいて, プログラムからinfeasible path (IFP)を検出する解析技法と, さまざまなスライスを統一的枠組みの上で作成するための解析技法を提案している. 本論文では, まず, SCMモデルにおいて, IFPを用いることにより, プログラムスライスを精密に作成する技法を提案する. 次に, この技法を用いて, 複数修正を統合する際に発生する意味的誤りを精度良く検出する手法を提案する. 更に, 各種スライスの新しい用途を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-25
著者
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