a-Si TFT駆動完全密着型ラインイメージセンサ
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概要
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a-SiTFTで構成した負印加シフトレジスタおよび,光源のばらつきに起因するシェージングを素子レベルで補正する受光素子の二つの特徴をもった完全密着型読取りセンサを考案し,その試作・評価を行った.前者のシフトレジスタの信頼性の問題となるVtシフトは,センサの休止時に負印加を行うことにより減少し,寿命を満足できる見込みが得られた.その動作速度は15.6kHzであり,32ビットのマトリクス一括転送により読出しビットレート500kHzのセンサが構成できる.また後者は,光源光を受光する基準素子と原稿反射光を受光する読取り素子の二つの受光素子を直列接続して構成した.二つの素子のγ特性をそろえることにより精度良くシェージングを補正できる.上記二つの特徴をもつセンサを用いて読取りを行い,このセンサが構成可能であることを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-25
著者
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渡邊 道弘
(株)日立製作所機械研究所
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清水 浩也
株式会社日立製作所機械研究所
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永田 達也
(株)日立製作所 機械研究所
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橋本 悟
(株)日立製作所情報通信事業部
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清水 浩也
(株)日立製作所機械研究所
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栗原 啓輔
(株)日立製作所情報通信事業部
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渡邉 道弘
(株)日立製作所機械研究所
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清水 浩也
株式会社日立製作所機械研究所第3部
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