周期時変伝達関数の位相変調成分と振幅変調成分への分解
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概要
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ミキサや発振器のように周期的に動作している非線形回路は小信号入出力を仮定すると, 線形周期時変回路としてモデル化できる.本論文では, その周期時変回路の伝達関数を位相変調成分と振幅変調成分に分解する手法を提案する.位相変調成分は, 微小入力を仮定したとき, 変調指数が十分小さい狭帯域位相変調の結果生じていると解釈でき, 第一サイドバンドだけを考えればよい.また, 振幅変調のスペクトルは変調指数にかかわらず, 第一サイドバンドのみを考えればよいから, キャリヤ付近に現れる上下のサイドバンドに対応した二つのスペクトルを狭帯域位相変調成分と振幅変調成分に分解することにより, 伝達関数を位相変調成分と振幅変調成分に分解することができる.本手法により, ミキサや発振器の振幅雑音と位相雑音への分解や, AM-PM変換のシミュレーションなどが可能となる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-02-01
著者
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谷本 洋
(株)東芝研究開発センター
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谷本 洋
(株)東芝研究開発センター:(現)北見工業大学工学部電気電子工学科
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奥村 万規子
(株)東芝研究開発センター
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奥村 万規子
(株)東芝研究開発センター:(現)神奈川工科大学電気電子工学科
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谷本 洋
(株)東芝
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奥村 万規子
(株)東芝 研究開発センター
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