フルオロシランを用いたHDP-CVDによる高信頼SiOF膜形成
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概要
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P-TEOSよりも吸湿性が少なく、高い耐水性を有する低誘電率のSiOF膜が得られた。膜形成には、水素を生成する系を用いた。一つは安定なプリカーサであるSiF_2と水素を生成する、SiF_2H_2を用いた方法である。このプロセスでは誘電率が3.3の安定なSiOF膜が得られる。もう一つは従来のSiF_4にSiH_4を混合させた方法である。この方法では、誘電率は3.6であるが低コストで安定なSiOF膜が得られる。両プロセスをデバイスに適用して、デバイス特性の劣下がないことを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-23
著者
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福田 琢也
日立製作所. デバイス開発センタ
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小林 伸好
日立製作所. デバイス開発センタ
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福田 琢也
技術研究組合超先端電子技術開発機構(ASET)
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佐々木 英二
日立超lsiエンジニアリング
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細川 隆
日立製作所.半導体事業部.半導体技術開発センタ
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