有機非線形光学薄膜による縮退4波混合
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概要
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有機非線形光学材料poly[MMA-co-DR1MA]について,Nd:YAGレーザーを光源として縮退4波混合による位相共役波発生から,3次の非線形光学定数x^<(3)>(-ω;ω,ω,-ω)=O.9×10^<-12>esuを得た.この値は,第3高調波発生(THG)法により求めたx^<(3)>(-3ω;ω,ω,ω)=1.8×10^<-12>esuと同じオーダーであった.またこの材料について,光導波路による縮退4波混合への応用を検討した結果,カップリング効率10%,相互作用長5mmで位相共役波の反射効率が1%を超えると考えられ,他の材料のx^<(3)>(-ω;ω,ω,-ω)を評価する際の参照試料として有望であることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-22
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