巡回拡張巡回シフト型符号を用いた直交符号分割多重伝送方式による3, 5, 8GHz帯を用いた野外高速移動伝送実験結果

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概要

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本稿では巡回拡張巡回シフト型符号を用いた直交符号分割多重伝送方式の屋外環境での有効性を示すために、既に終了した室内実験等で問題になった部分をクリアにした新しい巡回拡張巡回シフト型符号を用いた直交符号分割多重伝送方式を提案する。そして提案方式を用いて試作装置を作成し、無線周波数帯として、3.35、5.20、8.45GHzを用いて野外伝送実験を行った。結果として提案方式により誤り訂正を入れない場合でBER=10^<-4>のオーダーで伝送でき、また誤り訂正及びダイバーシチを使うことによりBER=10^<-6>以下のオーダー、場合によってはエラーフリーになることが分かった。また、この誤り率は時速40km以上、最大時速80kmの走行速度でも実現することが確認された。
一般社団法人電子情報通信学会の論文
1999-08-26

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