偏波変動によるモード不安定性のないエルビウムドープ光ファイバリングレーザのシングルモード発振 : 実験
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概要
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偏波変動によるモード不安定性のないシングルモードエルビウムドープ光ファイバリングレーザを提案し、そのシングルモード発振を実験的に確認した。エルビウムドープ光ファイバはファイバリングレーザを構成する際に捻られている。捻られたファイバ中で保たれている右回りと左回りの円偏波は、ファイバリング中に置かれたファイバ型のλ, 2素子によって交換される。この構成によって2つの偏波モードの共振間隔(2つのESOPの共振間隔)が一定に固定され、それによりモード不安定性が抑圧される。シングルモード動作を得るために、共振器内に可変光フィルタが置かれている。遅延自己ヘテロダイン法によってシングルモードファイバレーザの周波数スペクトラムを測定した。レーザの周波数可変範囲は約39nmであった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-16
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