デジタルセロダイン方式共振型光ファイバジャイロ

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概要

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共振方式光ファイバジャイロ(Resonator Fiber Optic Gyro: R-FOG)において、入力回転による共振周波数変化を共振器への入射光周波数にフィードバックするクローズドループ方式は、その高性能化に必須なシステムである。従来、この周波数補償にはAOM(Acousto-Optical Modulator)などの周波数シフタが用いられていたが、これは一般にバルク型であるため扱い易いデバイスとは言えない。一方、位相変調器を用いた周波数シフトの方法にセロダイン変調があるが、アナログ的なセロダイン波形に、高分解能なR-FOGに必要とされる高精度な制御をかけることには困難が伴う。本稿では汗渉型光ファイバジャイロ用の光集積回路を導入し、その位相変調器に階段状のセロダイン波形で変調をかけるデジタルセロダイン方式による零位法をR-FOG用に新たに提案し、その理論検討と原理確認のための実験を行ったので、その結果を報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-28

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