絶対単一偏波光ファイバを用いた光ファイバブリルアンレーザジャイロ
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概要
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光ファイバブリルアンレーザジャイロを高精度の回転速度センサとして実現する上で、誘導ブリルアン散乱光(SBS)の発振安定化は最大課題の一つである。本研究ではその一手段として、リング共振器に絶対単一偏波光フィイバを用いることを考え、リング内で共振する入射ポンプ光、及び発生するSBSについて偏波状態を厳密に考慮して解析を行った。解析の結果、本構成は不要な共振及び発振偏波状態が有効に抑圧できること、温度変動に依らず安定なポンプが実現可能なこと、SBSのモード競合が容易に回避できること等、多くの点でSBSの発振安定化に有利である ことが示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-21
著者
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