偏波横モード間の干渉による雑音を抑圧した光ファイバブリルアンリングレーザ
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概要
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光ファイバブリルアンリングレーザは低闘値、利得の方向依存性等の特徴から特にジャイロへの応用が期待されている。現段階では不安定発振が指摘されているが、その一因として以前から筆者らは偏波横モード間の相互干渉を指摘し、解決手段として共振器に偏波維持光ファイバを用い、融着点で偏波軸を90゜ねじることを提案している。隣り合う共振周波数は互いに直交した異なる偏波横モードで、一般にその間隔は温度変化等により変動するのに対し、提案した共振器では共振点間隔が常に一定なため、両者の周波数軸上での接近、交差による発振の不安定化は避けられる。本共振器に於ける偏波横モードの存在、それらの相互不干渉性を実験により確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-07-25
著者
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