CWエルビウム添加光ファイバレーザにおけるモードホップの要因
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概要
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波長1.5μm帯の光源であるエルビウム添加光ファイバリングレーザ(EDFRL)は, 非常に狭い線幅, 低雑音, 十分な出力, 長寿命, アライメントフリーなどの多くの特長を持つが, 激しいモード競合や, それを抑えてもモードホップを避けるのが困難であるという短所を持つ.我々は光ファイバブラッググレーティング(FBG)を用いてEDFRLのモード競合を抑制した.そのEDFRLのモードホップフリー動作をFabry-Perotフィルタを用いて行い, その結果からモードホップの要因と対策について考察した.モードホップには隣接縦モード間のモードホップと大きなモードホップがあり, Fabry-Perotフィルタのパラメータの最適化, 短い共振器長およびFBGの温調が重要であることがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-06
著者
-
中沢 正隆
東北大学電気通信研究所
-
中沢 正隆
NTT未来ねっと研究所
-
稲場 肇
計量研究所
-
秋元 義明
計量研究所
-
小向 哲郎
日本電信電話株式会社NTT未来ねっと研究所
-
秋元 義明
工業技術院計量研究所測定システム部
-
小向 哲郎
NTT未来ねっと研究所
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