ピコ秒ストリークカメラと低遅延広帯域スーパコンティニューム光を用いたフォトニック結晶ファイバの広帯域一括分散測定(光エレクトロニクス)
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概要
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シリカコアと空孔をもつクラッドからなるフォトニック結晶ファイバ(PCF)は空孔の大きさや間隔を変えることにより,零分散波長を広帯域にわたって変化させることができるため,新波長域における超高速光通信用ファイバとして期待されている.このような伝送媒体への応用においては,PCFの分散特性を広帯域かつ高精度に測定することが重要である.本論文では,Time-of-flight法を用いた分散測定において高非線形PCFを用いて時間遅延が4ps以下の低遅延広帯域スーパコンティニューム(SC)光を発生させることで,群遅延の補正を必要としない分散測定が容易に実現できることを示す.更に,実際に本手法を用いてシングルモード並びにマルチモードPCFの分散を広帯域にわたって一括測定することに成功したので報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-07-01
著者
-
中沢 正隆
東北大学電気通信研究所
-
吉田 真人
東北大学電気通信研究所
-
長谷川 英明
東北大学電気通信研究所
-
廣岡 俊彦
東北大学電気通信研究所
-
及川 洋介
東北大学電気通信研究所
-
長谷川 英明
東北大学 電気通信研究所
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